★和漢聞香&文人香サロン

安息香の花
安息香の花

和漢聞香 ~自分とつながる聞香時間~

日本で発達した香道の形式をとらず、中国と江戸城内での聞香方をベースとした、純粋に香の香りを楽しむ

方法をお伝えしています。

 

香麗志安では、学術的に中国の香文化を研究しておりますので、和香に関しては唐代以前から、香木の聞香に関しては宋代、明代の文人の残した文献を参考にして現代にマッチする楽しみ方をご提案しています。

 

昔は中国経由で香料が渡来していたため、日本で高価な舶来品を手に入れられるのは特権階級だけ。貴重な香木を大切に聞くために、馬尾蚊足といわれるほど小さくカットした沈香の香りを皆でシェアしたのが香道のはじまりです。しかし、量が限られていたため、形式開発の方に重点が置かれました。やがて、文学と融合し、日本独特のすばらしい繊細な文化が発展したのです。

 

文人と香

一方、中国では、驚くほど贅沢に香を使いこなしていました。仏教、儒教、道教、医薬関係者、宮廷の人々、文人がその主役です。特に香料貿易といわれるほど香料が流通した宋代は量もあり、質も選べるわけですから、形式よりも「香りの産地、質」の方に興味が高かったようです。現在の中国・台湾での香ブームも同じように、香りの質を重んじています。

 

現在は、誰もが香木を手に入れられる時代です。もちろん、名香というほどのランクを高価なことには変わりがありませんが。

 

香麗志安は、古の中国文人に習って、

自らの趣味、精神安定、リラックスのひととき、おもてなし

のために、純粋に香を薫き、香りを楽しむスタイルをご紹介しています。

 

日本の香道は原則的に香木のみを使用しますが、和漢聞香では、

香木、練香、香篆、香餅など、香を総合的に扱います。

 

香りを楽しみながら、日本伝統文化の源流である文人文化に触れていきます。

 

◆歴史文化コース   

1.学問部門    香麗志安は歴史分野出身

2.素養部門    詩・書・画    

3.リラックス部門 茶、日本酒、音楽、盆栽

4.工芸部門    陶磁器など多数

5.養生部門    食・気功など

 

文人香サロン 

香と文人文化のコラボです。

中国茶とのコラボ2013

 雅楽(篳篥と龍笛)とのコラボ 2014